※「おれんじえひめ」と「おれんじおおさか」は姉妹船(同型船)なので、客室や船内設備は同じです。ここでは主に「おれんじおおさか」の画像を使って紹介しています。

オレンジフェリー「おれんじえひめ」「おれんじおおさか」のレストラン等を紹介します。

レストランは、船内で飲食ができる唯一の施設で、営業時間が夜23時までと長く、アルコール飲料がレストラン内のみでの販売であるのが、他社フェリーにない特徴となっています。
そのため、レストランは閉店時間まで酒盛り等で賑わっていて、昔ながらの瀬戸内航路らしさを感じます。

レストラン席の一部。席数は多く、余程のことがない限り、混雑して座れないということはないでしょう。
決済は、現金以外にPayPay等の一部の電子マネーの利用も可能です。

カウンターに並んだ料理から好きな品をトレーにとって精算するカフェテリア方式と注文してから調理が開始されるオーダー式の併用スタイルで、カウンターに並んでいないものは提供までに時間がかかります。

掲示されている料理は、オーダー式のもの。

こちらは、人気料理の「宇和島鯛めし」。宇和島のブランド鯛「鯛一郎クン」を使った贅沢な玉子かけご飯で、他の料理も愛媛産の食材が多く使われています。

朝食の営業もしており、メニューは洋食セットと和食セットの2種類のみで、和食は前日までの予約が必要です。洋食のほうは予約なしでも食べられますが、当日申込のほうが割高になるため、前日までに船内で朝食を摂るかどうかを決めておいたほうがよいです。

客室階層にある自販機コーナーでは、一般的なノンアルコール飲料に加え、他社フェリーでは売店でいるような歯ブラシやタオル、おつまみ、スナック菓子を扱う自販機も設置されています。

こちらは、歯ブラシやタオル等の自販機。

船内に売店はないため、土産物はレストランで販売されています。しかし、品数は少なく、お手頃価格の商品はないので、乗船前にフェリーターミナルか、そこに着くまでの途中で買っておくほうが良いでしょう。