※「さんふらわあしれとこ」と「さんふらわあだいせつ」は姉妹船(同型船)であるため、客室や船内設備は同じです。ここでは主に「さんふらわあしれとこ」の画像を使って紹介しています。
ここでは、商船三井さんふらわあのフェリー「さんふらわあかむい」「さんふらわぴりか」の飲食設備を紹介します。
「さんふらわあかむい」「さんふらわぴりか」にはレストランやカフェはありません。
食事は、案内所横にある自販機で売っている冷凍食品を購入して電子レンジで温めて食べるか、売店で売っているインスタント食品を購入して食べるか、乗船前にスーパーやコンビニで食料を調達して船内に持ち込んで食べることになります。
従来船の「さんふらわあしれとこ」「さんふらわあだいせつ」では、九越フェリー「ニューれいんぼうらぶ」「ニューれいんぼうべる」時代のレストランスペースが「ホール」として残っていて、そこで食事を摂っていましたが、「さんふらわあかむい」「さんふらわあぴりか」では、船内のくつろぎスペースか、客室内が食事場所になります。
船内の冷凍食品自販機コーナー。左側に給湯器と電子レンジ、給水器があります。
右奥の冷凍食品自販機「ど冷えもん」シリーズで売られている食品のラインナップは、同じ内海造船で建造された津軽海峡フェリー株式会社の船内自販機と同じで、乗船時の価格は600円または700円でした。
船内の冷凍自販機
その隣にはスナック菓子の自販機。スナック菓子は、売店の営業時間であれば、そちらでも購入することができます。乗船時の価格は120円または130円でした。
電子レンジが3台が並び、冷凍食品自販機で売っている商品は、上に掲示された商品ごとの番号を選択して「スタートボタン」を押すと適度な状態まで温めてくれます。電子レンジは、持ち込んだ食料品を温めるのに利用することもできます。
電子レンジの上には、船内のくつろぎスペースのテーブルを拭くための布巾と割り箸が置かれています。
電子レンジコーナー
電子レンジの隣には給水器と紙コップが置いてあり、自由に飲むことができます。
給水器
案内所向かい側にある、清涼飲料水の自販機コーナー。陸上の自販機と価格は変わらないので、大容量のペットボトル飲料でなくてもよければ、持ち込まなくても大丈夫です。
飲料自販機コーナー
船内中央にある売店。アルコール飲料や清涼飲料水、お土産やスナック菓子、インスタント食品、ハンドタオル等が売られています。案内所の乗組員の方が、売店の売り子も兼務していて、乗船後しばらくは忙しそうにされています。
売店は、自販機と違って、航海中ずっと営業しているわけではないので、営業時間はチェックしておきましょう。乗船時は、乗船~2時、10時から13時半、18時~入港までが営業時間でした。
船内売店